事業多角化の成功条件。多角化へのストーリーは6ステップ

多角化するノウハウ

山地 章夫
山地 章夫

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こんにちは、山地です。


私が考える事業多角化へのストーリーは6ステップあり、これらが成功へのカギだと考えています。

事業の多角化を考えている方は参考にしてみてください。

目次

  1. 「事業多角化で成功をする」と意思決定する

  2. 組織のシステム化に着手し、同時に既存事業をテコ入れして業績アップする

  3. 新規事業を受け入れる社風を作る

  4. 社長および幹部は新規事業マインドを高める

  5. 事業展開マトリックスに当てはめ、新規事業を構想し立ち上げる

  6. 持ち株会社などを活用し、連邦制を導入していく

1.「事業多角化で成功をする」と意思決定する

迷いを抱えずにまずは「事業多角化で成功をする」と意思決定をする。これが大切です。

意思決定を行うことが、事業多角化のスタートラインに立つことです。

2.組織のシステム化に着手し、同時に既存事業をテコ入れして業績アップする

私は、多角化よりもまず「組織のシステム化」を先に行うべきだと思っています。


「組織のシステム化」とは、仕組みで動く経営のこと。

私の考える仕組みは「自分たちのことは自分たちで決める」仕組みです。

幹部や社員たちが自ら経営計画を作成し、業務管理を自分たちでまわし、評価や成果分配も自分たちでルールを決めて実施する。

要するに、社長も幹部も社員も経営に参加する「全員参加型の経営」です。


※組織のシステム化については「社員全員が経営に参加できる、とっておきの仕組み「システム経営」とは? 」もご参考ください。


そして、組織のシステム化と同時に行うべきことが「既存事業のテコ入れ」です。

新規事業を立ち上げる際には、やみくもに手を広げるのではなく既存事業と接点を持たせることがポイント。

既存事業に対して何かしらのメリットがあること、そして新規事業は既存事業と相乗効果を生み出せる事業であることが重要です。


つまり、新しいことを始める際の軸となるのは既存事業ですから、多角化の前に既存事業を見直し、テコ入れをすることが大切となります。
ブランド化やリノベーションを行って、業績アップさせるのです。

3.新規事業を受け入れる社風を作る

多角化に対して、社員の反対というものは少なからずあるでしょう。

「なんでうまくいっているのにわざわざ新しいことをするのか?」「最初の2年くらい赤字になるようなことを始める意味はあるのか?」そう思う社員はいるはずです。


しかし、2でお話したシステム経営に取り組んでいれば、社員の考え方は違うはずです。

自分たちの居場所を確保するために多角化があると理解しているからです。


システム経営は、複数の事業があったとしても1つの会社として仕組み化することがポイントです。

社員も、事業部の人間ではなく会社の人間として考える。

そうすることで複数の事業にまたがっているので、例えば「昇進に上限がある」「ポストが空かない」といったモチベーションを阻害する事態も起こりません。


自身の成長のためにも多角化を行うことを理解していれば、そもそも「新しいことに意味があるのか?」という考えにはならないでしょう。

4.社長および幹部は新規事業マインドを高める

社長や幹部は積極的に外とコミュニケーションを図るべきです。

同業の会社にばかり目が行きがちですが、異業種の成功事例を視察に行くのも良いでしょう。

私たちヤマチユナイテッドも視察ツアーを定期的に開催しています。


既に多角化をしている企業や多角化を始めたばかりの企業の社長と話をすると、「自分のところでもやりたい!」と思うようなアイデアにも出会えるものです。

その際に「自分のところでやるなら...」とイメージして、中心人物を考えたり他の事業部とのつながりを考えたりする。
そうして新規事業マインドを高めていくのです。

5.事業展開マトリックスに当てはめ、新規事業を構想し立ち上げる

私が良く使う、新規事業を構想する際のフレームワークがあります。

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これを元に、どこに当てはまる事業を立ち上げるのか考えていくわけです。


また、この時に社員の採用や社員教育の強化にも着手しましょう。

「企業は人なり」

人をどう大事にするか、どう成長してもらうか、どういう人を採用するかを今一度見直しましょう。

そういう意味では人が採用しやすい事業かどうかという視点で新規事業について考えるという事も必要です。

6.持ち株会社などを活用し、連邦制を導入していく

多角化を進めていくと、会社数が増えていく、1つの会社で事業部が増えていく、この組み合わせで進んでいくでしょう。

会社や事業部を合併や分社させることも出てくると思います。

タイミングを見て、持ち株会社制度を導入すると良いと思います。


弊社はグループ全体をひとつの組織とみなして統制しており、これを私は「連邦経営」と呼んでいます。


全部が縦割りでバラバラの会社だったら、お互いの関心や協力が得られず荒んだ経営になってしまいます。

みんなで寄ってたかって応援しよう、一緒に成功しようという気持ちを横軸で育てる経営であることが大切です。

まとめ

今回お話した6ステップはそれぞれ単独の要素ではなく、つながっています。

事業多角化に向けて1つずつ積み上げていくことが成功のカギだと私は考えています。


ヤマチユナイテッドではワークショップなどのイベントも随時開催しています。

多角化のノウハウを体感できると思いますので、興味を持った方はぜひ参加してみてください。

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