新入社員研修では何をする?フレッシャーズキャンプ運営事務局の仕事を大公開!

採用・育成

山﨑 舞
山﨑 舞

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こんにちは、ヤマチユナイテッドの山﨑です。


新卒者を対象とした新入社員研修は、いずれ会社を支えてくれる人材の基盤を形成するという意味でも力を入れたい取り組みの一つです。


しかし、中小中堅企業では新入社員研修専任の担当者を配置することが難しく、「どのように進めれば良いのか分からない」といったお悩みの声もよく聞かれます。


ヤマチユナイテッドでは、新入社員全員に幹部候補としての期待をかけているため、OJTとは別な観点で構成した独自の研修制度「フレッシャーズキャンプ」を新入社員研修として取り入れています。


継続的に新卒採用を行なっている、もしくはこれから採用したいと考えている企業にとって、入社後の研修はぜひとも内製化したいテーマではないでしょうか。


効果的な新入社員研修を設計・運営することは、受講する新入社員だけでなく、運営側の社員にとっても大きな成長の糧になるのです。


ヤマチユナイテッドが実施している「フレッシャーズキャンプ」は、業種・業態を選ばず導入しやすく、若手社員を将来的に幹部へ育成したい企業にぴったりの研修です。


今回は、ヤマチユナイテッドの新入社員研修で何をしているのか、フレッシャーズキャンプ運営事務局の仕事や運営体制についてご紹介しますので、ぜひ皆さんの参考にしてみてください!


目次

  1. 新人研修では何をする?ヤマチユナイテッドの「フレッシャーズキャンプ」とは

  2. 新入社員研修の運営は誰が担う?事務局スタッフの役割と向いているタイプ

  3. 新入社員研修の運営体制は?事務局の人員構成と必要人数

  4. 新入社員研修の運営で何をする?事務局の仕事の流れや効率化のコツ

  5. 新入社員研修「フレッシャーズキャンプ」は受講者と運営スタッフの両方を育てる

新人研修では何をする?ヤマチユナイテッドの「フレッシャーズキャンプ」とは

一般的な新入社員研修では、主に次のような内容が実施されているかと思います。

  • 社会人としての心構え・働く姿勢の理解

  • 企業理念、事業内容、組織への理解

  • 基本的なビジネスマナー(挨拶、敬語、電話応対など)

  • 報告・連絡・相談を含む社内コミュニケーションの基礎

  • 仕事の進め方やチームで働く際の考え方

  • パソコンの基本操作や社内ツールの使い方

  • コンプライアンスや情報管理に関する基礎知識


新入社員研修は、社会人としてのスタートに合わせて基礎知識をインプットする目的から、入社直後に研修を開始するケースが一般的です。

主に、次のような流れで行われているでしょう。

  1. オリエンテーション:会社の理念やルール、働く上での前提を共有

  2. 座学研修:マナーや業務の基本、コンプライアンスなどを学ぶ

  3. 演習・実践:ロールプレイやグループワークを通じて理解を深める

  4. OJTによる現場配属:実務を通じて仕事の流れを身につける

  5. フォローアップ:定期的な面談や研修で定着と成長を支援

ヤマチユナイテッドの新入社員研修「フレッシャーズキャンプ」とは

ヤマチユナイテッドの新入社員研修「フレッシャーズキャンプ」は、新卒採用の新入社員たちを約1年で即戦力の人材へと育てる仕組み

ヤマチユナイテッドでは「THE 100VISION」実現に向けて、新規事業を積極的に立ち上げていますから、各事業のトップとしてリーダーシップを取れる人材が大勢必要です。

新入社員には一日でも早く、その役割を担えるようになってほしい。

そんな思いから「フレッシャーズキャンプ」は始まり、年々ブラッシュアップしてきました。

フレッシャーズキャンプが目指す人材像

この研修制度「フレッシャーズキャンプ」の大きなコンセプトは「幹部社員を育てる」ということ

フレッシャーズキャンプは、仕事を覚えるためのOJTやテクニカルスキルの習得を目的とした一般的な研修とは異なります。

コミュニケーションスキルを筆頭とした「ヒューマンスキル」や、物事を俯瞰的・概念的に捉える「コンセプチュアルスキル」を中心に伸ばし、自律型人材を育てることを目的としています。

フレッシャーズキャンプで大切にしている3つの姿勢

フレッシャーズキャンプでは、受講生に対して「超積極参加」「直球&素直」「段取り&時間厳守」という3つのルールを提示。

研修をより実りあるものにするため、意識的に行なってもらうための行動指針となっています。

  1. とにかく自発的に発言する

  2. 間違いを恐れない代わりに指摘は素直に受け入れる

  3. 通常業務と並行して研修に余裕を持って参加できるよう、自分で部署内調整をする


アウトプット重視の研修プログラム

研修が終了する1年後のゴールイメージは、毎年のテーマ感によって微調整しているところもポイント。

ヤマチユナイテッドの採用の傾向としては、代表・山地 章夫の意向や社風に沿い、人好きで素直、人前で話すのに抵抗がない人材が多く集まる傾向があります。

こういった長所を強みとして伸ばすことを継続しつつ、近年はさらに「パッションとロジカルを兼ね備えた自律型人材を育てる」というテーマも加わりました。

「じっくり考えてから発言するタイプだけれど、人前で話すのは苦手」という新入社員には、話す度胸が身に着く既存のプログラムで良いのですが、もともと話し好きの発言が得意なタイプの新入社員のために、構成力や説得力を高めるロジカルの部分を磨けるプログラムを追加しました。

プログラムには即興スピーチやフレームワークなど、アウトプット型の内容を中心に取り入れています。

新入社員研修に対して代表の山地の最終的なオーダーは「入社1年目の社員であっても、会議で自分の意見を積極的に話せるようになってほしい」というもの。

会議の流れや論点などを整理して、自分の意見をしっかり伝えられる社員に育てることを目指し、プログラムを毎年見直したり、追加したりしているのです。

研修の最後には自分たちで新規事業計画を立て、みんなの前でプレゼンテーションを行なってもらいます。

これが実際の新規事業に結びついていくこともあり、非常に実践的な新入社員研修制度になっていると自負しています。

新入社員研修を設計する際に大切にしている考え方

新人社員研修を行うときにもっとも大事なのは「何のために行うか」「受講生にどうなってもらいたいか」この2つにブレが生じないようにすること。

その上で、とにかくできるだけ手間がかからない方法を模索しながら、自社流の研修スタイルにしていくのが良いと思います。

ここで負荷がかかってしまうと何をするにも腰が重くなりますが、「いつでも・どこでも・誰でもできる」という軽さで行えば、専任スタッフを置かずとも研修は成立しやすくなります。

それで運営スタッフの負担を軽減できるならば、中小中堅企業にも取り入れやすい仕組みといえるでしょう。

新入社員研修のプログラムについては、こちらのコラムもあわせてご確認ください。

新入社員が成長する研修プログラムとは?成功ポイントや事例を紹介

新入社員研修「フレッシャーズキャンプ」のメリット

ヤマチユナイテッドのフレッシャーズキャンプには、さまざまなメリットがあります。

新入社員にとっての学びの場になるのはもちろんですが、それに加えて運営事務局を担う既存社員の成長の場にもなります。

運営側の視点でのメリットをご紹介します。

運営負荷を抑えながら続けられる研修体制

新入社員研修は、すでに取り入れている企業と、これから取り入れようと思っている企業とで状況が大きく分かれると思います。

いずれにしても共通しているのは「運営にはかなりのパワーが必要だよなぁ」と考えている方が多いこと。

特に新しく始めようとしているケースだと、「何から準備すれば良いのか」「どれくらいの人員が必要なのか」などと迷うと思います。

ヤマチユナイテッドもそうですが、そもそも中小中堅企業では、大手企業のように新入社員研修専任の担当を置くこと、まして採用担当と研修担当を別々に任命できるほどの体力はありません。

となると、採用を担当する社員が研修の運営も兼任することになりがちです。

その点、ヤマチユナイテッドの「フレッシャーズキャンプ」の運営は「社内委員会(社内プロジェクト)」という形で、あえて各事業部の現場で働く若手社員に任せています。

だからなおさら、運営側の負荷を抑えながら、なおかつ効果的な研修を行いたいという思惑があります。

アウトプット型のプログラムを数多く設けているのもそのためです。

運営を担う若手社員も大きく成長できる

「若手社員に任せて大丈夫かな?」と、少々心配になる方もいらっしゃるでしょう。

ですが「フレッシャーズキャンプ」では新入社員だけでなく、運営を担う2〜3年目の若手社員もしっかり育つメリットがあります。

まず挙げられるのが、社内調整力が格段にアップします。

「フレッシャーズキャンプ」は社長直轄の企画であり、かつ現場社員が社長とやり取りする数少ない機会でもあります。

多忙な代表の山地と打ち合わせするための日程調整から、資料準備などの根回しまで若手社員が自分たちで行うので、調整力や段取り力が本当に目に見えて伸びていきます。

また、先輩社員を招いてスピーチをしてもらうプログラムもありますから、テーマを用意したり、先輩方に根回ししつつ協力を仰いだりと、事務局外の社員とのやり取りも経験します。

「育てる側」の視点が身につく実践的な経験

研修プログラムの設計力が高められる点も大きな特徴です。

ゴールイメージを定め、研修全体の流れをどう設計して、新入社員をどのように導くかを考えるプロセスは、若手社員に深く思考させる機会を与えることができます。

あとは、後輩の育成を実体験として学べる点も大きいと思っています。

2~3年目の若手社員にとっては、役職が付く前のプレ体験ともいえるかもしれません。

自部署にも後輩は入ってきますが、「フレッシャーズキャンプ」は多い時で20人くらいの新入社員を統括しなければならないので、多様な価値観を受容できるようになるところが一番のメリット。

「ああ、こういう子いるよね」と理解できる心の余裕は、実際に経験してみないと培われない感覚です。

そのほかにも、新入社員から寄せられる質問にわかりやすく答えられるよう工夫したり、相手のコンディションを見ながらコミュニケーションを図ったりと、細かな気遣いができるようにもなります。

運営側としては「自分だけ学べば良い」という領域から次の段階へ進んだ仕事が求められるので、「フレッシャーズキャンプ」を通じて「視点の変化」が得られることは、とても貴重な体験となっているはずです。

ヤマチユナイテッドの新入社員研修「フレッシャーズキャンプ」については、下記コラムもあわせてご覧ください。

新人教育を丸投げして成功するコツは?ヤマチの新入社員研修プログラムを紹介

幹部育成プログラムにおすすめ!新入社員向け研修「フレッシャーズキャンプ」

新入社員研修の運営は誰が担う?事務局スタッフの役割と向いているタイプ

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新入社員研修を始めると決めたとして、次に悩むのが「どんな人材を事務局スタッフとして配置するか」ではないでしょうか。

新入社員研修の運営を担う人材はどう選ぶべきか

新入社員研修の運営を担う担当者には、単なる進行役ではなく「人を育てる立場」としての視点が求められます。

一般的には、次のような役割や特性を備えているケースが多いといえるでしょう。

<求められる役割・スタンス>

  • 新入社員を一時的に「預かる存在」としての責任感を持っている

  • 研修の目的やゴールを理解し、全体像を描ける

  • 経営層の意図と現場の実情をつなぐ調整役を担える

  • 研修中・研修後にかけて成長を見守り、必要なフォローを行える


<求められる特性・スキル>

  • 現場業務と研修運営を並行できる調整力・段取り力

  • 新入社員一人ひとりの様子を客観的に捉える視点

  • 状況に応じて進め方を柔軟に変えられる対応力

  • 自身も学び続け、研修内容や運営方法を改善しようとする姿勢


新入社員研修の運営担当者は、研修の「裏方」でありながら、人材育成の質を左右する重要なポジションです。

フレッシャーズキャンプの事務局スタッフ選定基準と決め方

ヤマチユナイテッドの「フレッシャーズキャンプ」では、運営事務局のスタッフを任命制としています。

選ぶときの基準は「入社2~3年目の若手社員」で、「面倒見が良くて責任感がある人」「物事を俯瞰的に見られる人」。

ヤマチユナイテッドの場合、実は「フレッシャーズキャンプ」受講生を、次年度・次々年度の事務局スタッフ候補としています。

とはいえ、いきなり「あなたが選ばれました!」と任命するわけではありません。

受講中から「繰り上がり制で事務局スタッフになる可能性がある」ことを匂わせつつニーズを拾っていき、最終回の懇親会などで「どう?やってみたい?」と声をかけ、探りを入れます(笑)。

当然ですが、やる気がある人、そして新入社員を「お預かりする」意識を持てる人が大前提です。

これは事務局スタッフを任せるうえで重要な判断基準となり、やる気や責任感がなければどんなに適性があっても任せられません。

そして、所属部署の上長への確認も必須です。

実業務と並行して研修を行うので、その兼ね合いも考慮する必要がありますし、もしかしたら次年度は役職が付くかもしれません。

その上で、上長が「大丈夫じゃないかな」と判断すれば、本人に意思確認をする流れです。

現場を巻き込むために必要なトップダウンの後押し

初めてこのような形式で新人社員研修を実施しようとすると「現場だって忙しいのに」といった声が上がり、社内の理解を得にくいケースも考えられます。

そのため、研修の立ち上げ当初はトップダウンで「新人社員研修の運営も大切な仕事である」というメッセージを社長自ら社内に宣言してもらわないといけません。

ヤマチユナイテッドでは、「新入社員の育成も会社運営の上で大事な業務」という考え方が共有されています。

そして、その一環として「フレッシャーズキャンプは社長自身が直接関わる重要な研修」であるという位置づけが社内に浸透しています。

すでに「フレッシャーズキャンプ」を経験した受講生(社員)も相当な人数になっていますから、「研修は大事だよね」という意識が社内にしっかり根付いているように思います。


新入社員研修の運営体制は?事務局の人員構成と必要人数

一般的に、新入社員研修は人事・研修担当者のみで運営するよりも、経営層や現場社員が関与する仕組みのほうが、内容が組織に根づきやすいといわれています。

ヤマチユナイテッドではこの考えを踏まえ、若手社員・社長・経営幹部が連携しながら研修を進める運営体制を構築しています。

新入社員研修の運営事務局のスタッフは、先ほどご説明したように2~3年目の若手社員から選ぶことが、受講側・運営側の双方にとって成長の機会になるためおすすめです。

また、社長を筆頭とする経営幹部の方々にも、マストで入っていただきたいですね。

新入社員研修は会社全体で動かす必要がありますが、現場の理解が得られないことも考えられます。

社長と幹部が関与せず、若手社員だけに運営を任せてしまうと、社内調整が効かず運営側に負荷がかかりすぎますし、経営層との考え方に乖離(かいり)が生まれる可能性もあります。


新入社員研修の運営で何をする?事務局の仕事の流れや効率化のコツ

ヤマチユナイテッドの「フレッシャーズキャンプ」は、毎年4月から12月にかけて月1回実施しています。

運営事務局の仕事は、プログラムの企画・運営、幹部や現場社員に協力してもらう場合の社内調整など、多岐にわたります。

運営側も実業務を抱えている現場社員ですから、なるべくマンパワーがかかりすぎないようにしつつ、効率的に進める方法をいろいろと工夫しています。

これから新入社員研修を始めようとしている企業の皆さんに向けて、事務局の仕事の流れや効率化のコツをご紹介します。

新入社員研修の運営でよくある悩み

新入社員研修の運営では、特に中小企業を中心に、担当者の負担や体制面での悩みが生じやすい傾向があります。

代表的な課題は次の通りです。

  • 研修準備に時間と手間がかかり、通常業務と両立しにくい

  • 教材や資料の作成・更新が毎年の負担になりやすい

  • 専任の研修担当を置けず、現場社員や人事が兼務するケースが多い

  • 新入社員ごとの理解度や成長スピードの差に対応しきれない

  • 指導の意図が伝わらず、コミュニケーションに難しさを感じる

  • 研修後の定着や早期離職への不安が拭えない


こうした悩みは、研修の規模や人員に関わらず起こりやすく、運営体制や進め方を工夫する必要性を感じる企業も少なくありません。

フレッシャーズキャンプでは、こうした課題を前提に、研修運営を進めています。

フレッシャーズキャンプで意識している研修運営の効率化ポイント

ヤマチユナイテッドの「フレッシャーズキャンプ」では、研修運営を無理なく継続していくために、準備や運営に過度な負担がかからないよう、研修内容や進め方を工夫しています。

ここからは、研修運営の効率化にもつながる、具体的な研修内容や研修設計の工夫についてご紹介します。

フレームワークを活用したアウトプット型プログラム

資料や講義の準備をできるだけ効率化したい場合、ちょっとしたフレームワークを利用するようなワークショップを複数用意しておくことをおすすめします。

例えば、ヤマチユナイテッドでも採用している「ビジネスモデルキャンバス」。

ビジネスモデルを「コスト構造」や「収益の流れ」など、9つの項目から分析するフレームワークです。

このような題材にすると、興味を持って取り組んでもらいやすくなります。

  • 新入社員でも名前を知っているような有名企業の分析

  • 普段の生活になじんでいる業態(サブスクリプション制の音楽配信サービス、フードデリバリーなど)を分析


1回目にレクチャーすれば、2回目以降はお題を変えて何度も繰り返し活用できるため、運営側としては負担を軽減でき、楽になるでしょう。

受講側も、初めはシートを埋めるのに苦労しますが、回を追うごとにすらすら書けるようになっていくので達成感や成長を実感しやすくなります。

詳しくは、こちらのコラムをご確認ください。

ビジネスモデルキャンバスとは?若手社員の発想力を養う事例も紹介

「即興スピーチ」で表現力と場慣れを養う

プログラムの一例として、「即興スピーチ」もぜひプログラムに入れていただきたいですね。

準備するものは、お題を書いた紙とくじ引き用の箱だけです。

受講者には箱から紙を引いて話をしてもらいますが、お題は何でもかまいません。

  • 「皆におすすめしたい映画やドラマ」

  • 「昨日の晩御飯」

  • 「最近感動したこと」

  • 「出身地自慢」 など


「出身地自慢」は、札幌市内なら「出身区」でOKです。

「◯◯区はおいしいラーメン屋さんが多くて」など、その人の趣味や価値観を反映した楽しい話が聞けると思います。

「自部署であこがれる先輩社員」というお題も、身近で面白い話題なのでとても盛り上がります。

時にはそんな先輩社員に協力をお願いして「社内講師」として来てもらいましょう。

社内調整は少し大変かもしれませんが、事務局外の人に話をしてもらえると、新入社員にとっても新しい関係性が作れるメリットがあります。

「採用スピーチ」によるロールプレイング研修

「即興スピーチ」に近い形式ですが、新卒採用の合同企業説明会を模倣した「採用スピーチ」もぜひ試していただきたいですね。

受講生2名に学生役と採用担当者役とをそれぞれ割り振り、合同企業説明会のブースで質疑応答を行う場面のロールプレイングを体験してもらうのです。

ヤマチユナイテッドでは、新卒採用のリクルーターも入社1~3年目の若手社員に任せています。

採用スピーチを繰り返し行うと、すぐにでも合同企業説明会に連れていけるくらい自社の情報が頭に入りますし、新卒者に対しても落ち着いて対応できるようになります。

採用スピーチは準備不要で、その場ですぐできるので本当におすすめです!

リクルーターについて詳しくは、こちらのコラムでもご説明しています。

リクルーターとは?新卒の採用を成功へと導くリクルーター育成マニュアル

会社説明会で若手社員が選ばれる理由とは?リクルーターのメリット

また、ヤマチユナイテッドでは、新卒採用を成功へと導く「リクルーターマニュアル」フォーマットをご用意しています。

ぜひご活用ください。

新卒採用を成功へと導く「リクルーターマニュアル」フォーマット

資料を最小限に抑えた研修設計

新入社員研修プログラムを企画する際には、資料は極力少ないほうが良いと思います。

ヤマチユナイテッドの「フレッシャーズキャンプ」の研修プログラムは、アウトプット型が中心となっており、講義用の資料を多く作り込むことはしていません。

インプット型のプログラムを中心に設計すると、その分、資料作成や講義準備が必要です。

専任の研修担当者がいれば対応しやすい場合もありますが、実業務と研修運営を兼務する体制では準備の時間もなかなか取れず、難しい場合もあるでしょう。

また、紙資料を何百枚も印刷して一枚ずつ重ねて綴じるといった作業は、時間や手間がかかるだけでなく、コスト面でも負担になりがちです。

もし資料を用意するなら、フレームワーク用のワークシートなど、必要最低限で十分でしょう。

各自にノートパソコンがある場合は、研修時に持ち込み、オンライン上でファイルを共有することで、さらに効率化が図れます。

このように、資料を最小限に抑えた研修設計にすることで、運営スタッフの負担を軽減しつつ、継続しやすい新入社員研修の仕組みを整えることができます。

研修運営を円滑に進めるための社内の巻き込み方

前項でも触れたように、経営層から「新入社員研修は実業務と同様に重要な仕事である」と明言してもらうことによって、運営スタッフが動きやすくなります。

また、新入社員研修では運営事務局だけでなく、現場の社員を巻き込むことで、実業務と研修の運営を兼務することへの社内理解も得やすくなるでしょう。

社内講師を依頼する場合は、社外の人を手配するよりハードルが低いですし、準備の手間や負担も抑えられます。

さらに、新入社員にとっては、自部署以外の先輩社員と関わる機会になるので、社内の人間関係が広がるメリットも得られます。


新入社員研修「フレッシャーズキャンプ」は受講者と運営スタッフの両方を育てる

一般的な新入社員研修では、社会人としての心構え、ビジネスマナー、コミュニケーション、コンプライアンスなど、働く上での基礎を幅広く学ぶと思います。

ヤマチユナイテッドの新入社員研修「フレッシャーズキャンプ」は、新卒採用の新入社員たちを約1年で即戦力として活躍できる人材へと育てる仕組みです。

「THE 100VISION」実現のために「幹部社員を育てる」というコンセプトのもと、新規事業のトップを担う人材を短期間で多く育成するために、年々ブラッシュアップを重ねています。

新入社員研修では、コミュニケーションスキルを筆頭としたヒューマンスキルと、物事を概念的に捉えるコンセプチュアルスキルの向上を重視しています。

フレッシャーズキャンプでは、アウトプット型のプログラムを多く取り入れながら、最終的には新規事業計画を立案し、プレゼンテーションを行います。

フレッシャーズキャンプの運営を担うのは、入社2〜3年目の若手社員がおすすめです。

現場業務と兼任しながら、社長や他部署の社員と連携することで、社内調整力や人材育成の視点が早い段階で身につきます。

運営スタッフは、責任感や俯瞰力を基準に選ばれ、経営幹部と若手社員がバランス良く関わる体制が望ましいといえるでしょう。

効率的に新入社員研修を進めるポイントは、アウトプット重視の設計、経営層の積極的な関与、そして事務局外の社員を巻き込むこと。

トップが新人教育の重要性を発信することで現場の理解が得られやすくなり、結果として若手社員の成長にもつながります。


ヤマチユナイテッドでは「フレッシャーズキャンプ」をはじめ、自社グループの成功事例を教材としたセミナーや研究会を随時開催しています。

参加を検討してみたい方は、ホームページでスケジュールをご確認ください。

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