コラボレーションなら、異業種にも参入できる!新規事業立ち上げのハードルを下げよう。

多角化するノウハウ

山地 章夫
山地 章夫

business-3167295_960_720.jpg

こんにちは、山地です。

多角化に向けて新規事業を立ち上げたくても、どのような分野がいいのか、考えあぐねている企業も多いことでしょう。

そのようなときは、コラボレーションがヒントになるかもしれません。

コラボレーションとは、自社の経営資源と他社の経営資源を組み合わせることで、新規事業を生み出すこと。

さまざまなスタイルが考えられるので、取り組みやすいものから挑戦してみるとよいでしょう。

目次

  1. コラボレーション成功の秘訣は「主導権を握る」こと
  2. 「ノウハウを買う」のもコラボレーションの一種
  3. 競合しないエリアの経営者にノウハウを学ぼう
  4. 下手に真似するよりも、正面からお願いを
  5. まとめ

1.コラボレーション成功の秘訣は「主導権を握る」こと

ひとくちにコラボレーションといっても、そのスタイルはさまざまです。

相手の会社と資本を出し合って、がっちり手を組むというスタイルもありますし、お金でノウハウを買って経営の主体は自分たちが握るというスタイルもあります。

どのようなコラボレーションの形がベストかはケース・バイ・ケースですが、大切なのは、こちらが主体となってコラボレーションを進めていくこと。

「なんとなく一緒にやったら面白そうだ」というライトな感覚だと、新規事業はなかなか前に進みませんし、経営責任もあいまいになりがちです。

それよりも、こちらから「このような形でコラボレーションをしたい」と相手に提案して、主導権を握ったほうがうまくいきます。

2.「ノウハウを買う」のもコラボレーションの一種

近年立ち上げたレストラン事業も、当社にとってはまったくの異業種参入でした。

レストラン経営のノウハウは持っていなかったので、すでに成功を収めているレストランとコラボレーションをして、新しいレストランを立ち上げたのです。

コラボレーション先のレストランは「新規事業を立ち上げるのはリスクが高いので、経営責任をとりたくない」というスタンスだったので、当社が主体となって事業を立ち上げることになりました。

コラボレーション相手にはメニュー開発や運営マニュアルの提供、仕入先の紹介などで協力してもらい、その代わり、当社がコンサルティング料を支払うかたちで落ち着きました。

おかげさまで目標売上高を上回り、初めての飲食事業も軌道に乗っています。

もちろん、自社が経営の主導権を握らず、相手のビジネスに乗っかるというコラボレーションのスタイルもありです。

いずれにしても、どちらかが主導権を握って、責任を持って経営の舵取りをしたほうが、コラボレーションはうまくいくと考えたほうがいいでしょう。

3.競合しないエリアの経営者にノウハウを学ぼう

私の知り合いの経営者は「カフェを経営する」プランをずっと温めていましたが、完全な異業種でカフェ経営のノウハウをもっていませんでした。

そこで、他県で成功しているカフェまで出かけて行って「カフェ経営の経験はありませんが、自分でもやってみたいんです。謝礼として200万円支払いますので、カフェ経営のノウハウを教えてくれませんか」と、カフェの経営者に直談判したそうです。

すると、カフェの経営者は、自分のカフェが評価されたのがうれしかったのでしょう。

まるでコンサルタントのように、手取り足取りカフェ経営のノウハウを教えてくれたといいます。

「当たって砕けろ」の精神で飛び込んだ経営者のバイタリティーは素晴らしいですが、実際、このような話はよくあることなのかもしれません。

4.下手に真似するよりも、正面からお願いを

私にも経験がありますが、まったく違うエリアで商売をしている人に「ノウハウを教えてほしい」と頼むと、案外、すんなりとノウハウを出してくれるものです。

私は拠点が北海道ですから「北海道から学びに来ました」と言えば「わざわざ聞きに来てくれてありがとう」と感謝までされるほど。逆に、北海道にある私の会社まで「ノウハウを教えてほしい」と遠くから来てくれたら、私ももったいぶらずに教えたくなるものです。

弊社の代表的な事業の一つであるインテリアショップ「inZONE with ACTUS」も、そのようにちょっとした行動力と出会いと学びの姿勢から生まれました。この話は、また別の機会にまとめてみたいと思います。

新規事業を立ち上げるとき、多くの経営者は、うまくいっている他社の事業を観察して、自社で真似をしようと考えるはずです。

しかし、見よう見まねで新規事業を始めても、核となるノウハウまで取り入れるのは難しいので、表面的な真似に終始して、あまりうまくはいきません。

それよりも「お金を出すので、ノウハウを教えてほしい」と正面からお願いしたほうが、うまくいく可能性が高くなります。

「そんなに簡単に教えてくれるだろうか?」と思うかもしれませんが、事業を行う地域が違えば競合になることはないので、教えるほうの警戒心もとけて、案外あっさりとノウハウを教えてくれるもの。 

勇気さえあれば「お金でノウハウを買う」という方法は、どんな会社でも気軽に取り組みやすいコラボレーションのスタイルだといえるでしょう。

5.まとめ

なんといっても他社とのコラボレーションの最大の魅力は、「異業種進出」の成功確率を高めてくれる点にあります。

実際、私の会社でも、コラボレーションによってまったく新しい分野への進出を果たした例はいくつもあります。

異業種へのチャレンジはハードルもリスクも高いものですが、コラボレーションならそれが一気に小さくなる。そこが強みなのです。

SHARE! この記事を共有する