ミッションは浸透してこそ組織の原動力となる

良い社風を作るノウハウ

川田 新平
川田 新平

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こんにちは、川田です。

企業活動において、自社のミッションを定義すること、そしてこのミッションの組織への浸透がいかに重要であるかを実感しています。

ジョンソンホームズの視察に訪れる多くの企業の方々が、「社員さんがすごくいきいきしている」と言ってくださいます。ですが、もともとそうだったわけではありません。

以前から人を含めて良い資源はたくさんあると感じてはいましたが、そのポテンシャルを生かしきれず、いまいち会社としての強みに欠けていました。私自身、軸が定まっていなかったため、生かしようもなかったのですが。

ここでは、ミッションの打ち出し、共有・浸透とその効果について、ジョンソンホームズでの取り組みをもとにお話ししたいと思います。

目次

  1. 何のためにその仕事をするのか?目的を明確にする
  2. ミッションミーティングで社員の「腹落ち感」をつくる
  3. 社員が自発的に考え行動する驚きの変化が
  4. ベクトルを合わせるためにトップが繰り返し「想い」を伝える
  5. まとめ

1.何のためにその仕事をするのか?目的を明確にする

会社経営の勉強会などに参加していた私は、周りからミッションをつくることを勧められていました。けれども、その時はなぜ必要なのかがさっぱり分かりませんでした。つくったら良いと聞くので、効果はどれほどなのか、半信半疑ながら取り組んでみたというのが実際のところです。

〈ジョンソンホームズのミッション〉

私たちは、いつまでも続く、自分らしい幸せな暮らしをお届けします。

〈私たちが大切にする7つのこと〉

1.幸せな暮らしを増やすこと

2.自分らしく生きること

3.あなた想いであること

4.人とのつながりを大切にすること

5.常識にとらわれない自由な発想

6.やりがいを持って楽しく働くこと

7.社員みんなで会社を育てること

自分たちの会社は何のために在るのか、社員にはどう働いてほしいか、お客様にはどんな価値を提供するのか。それまで考えたり口にしたりしてきたことを、改めて整理してミッションとして明文化しました。それが、上記の内容です。

2.ミッションミーティングで社員の「腹落ち感」をつくる

明文化はしたものの、肝心な社員が受け止めている様子は見られませんでした。そこで、スタートしてみたのが、社員との「ミッションミーティング」です。

これは、「幸せって何だろう?」「やりがいとか自分らしさとかって何だと思う?」などといった投げかけに対して、社員自身が考えていることをいろいろな側面から話してもらう場として設けました。自分事として考え発言することで、ミッションがそれぞれの腹に落ちるのではないかと思ったのです。

すると、私が想像した以上に話してくれました。特に中途入社した社員の思考が濃く熱かったことに驚きました。私にとっても様々な考え方を知ることはとても新鮮で、何だかワクワクするものを感じるようにもなっていました。このミーティングを繰り返していくうちに、ミッションが社員の"内側"に行き渡っていくようになったのです。

3.社員が自発的に考え行動する驚きの変化が

ミッションの共有・浸透で何が起こったかというと、まず、明らかに社員がいきいきと輝き始めました。どの部署も目を見張るほど活性化し始め、気がつけば社員が自発的に、お客様や仲間の役に立つことはないか、どうしたら自分たちがもっと楽しく働けるかを考え、とんでもなく走り出していたのです。

また、入社する社員が変わりました。お客様、ひいては社会を幸せにする価値を提供しているという考えや、自分がどんな働き方ができるかに共感した人が入ってくるのです。

さらにいろいろな社員が輝き始めたことで、業績が大きく変わりました。お客様に喜んでもらうための過程を本気で楽しみ、その社員たちの活躍が会社の利益や、新たな顧客サービスを生み出すことにつながっています。

4.ベクトルを合わせるためにトップが繰り返し「想い」を伝える

ミッション浸透の勘所は、社員一人ひとりに腹落ちさせることで、前述したミッションミーティングはそのための手段の一つです。加えて、トップが大切にしている考え方や想いを繰り返し語ることも必要だと感じています。

私は朝会という場を活用して、ミッションにつながることを毎朝、事例や切り口を変えながら伝えています。伝え続けていると、じわじわとでも社員に染み通っていくものです。

同じことを発信し続けるというのは地道な行為ですが、社員が増えたり組織が大きくなったりしても全員で同じベクトルに向かうためには重要であり、また、いくら伝え続けても十分ということはないとも実感しています。

5.まとめ

当社では、社員が「お客様を幸せにする」という自分の仕事の価値に誇りをもち、その仕事によってお客様から感謝され喜びを得る体験が、やりがいを生み出すことにもつながりました。私は打ち立てたミッションが、社員にとっての仕事の意味を大きく変えたのだと確信しています。

さらに重ねると、社員はもっと輝くことを目指そうとして良いはずですし、会社は社員を輝かせることで良い方向へと向かうはずです。このサイクルがうまく回り始めるなら、顧客も、社員も、会社も、みんなが幸せになれると思うのです。

経験から、ミッションは言葉として存在するだけではなく、組織に浸透し社員一人ひとりが自分の役割を認識して日々の行動に落とし込まれてこそ意味を成すものだといえます。

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***事務局より***

筆者川田が講師を務める

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