従業員満足度をUPさせる取り組みで業績を上げる!

良い社風を作るノウハウ

石崎 貴秀
石崎 貴秀

employee-motivation.jpg

こんにちは、石崎です。

みなさんの会社の社員は、日々楽しそうに働いてくれているでしょうか?
 
職場環境、待遇、人間関係すべてに十分満足していると思いますか?

経営者には、従業員へ目配りする視野の広さも必要です。

「自分は社員のためにこれだけのことをやっている」と自負する人も、それが独りよがりにならないために、従業員の本音を聞くことの重要性を考えてみてください。

目次

  1. 従業員満足度は何を提示してくれるか

  2. 「モラールサーベイ」は従業員満足度を測る!

  3. 従業員満足度UPの取り組み→業績UPへつながる仕組み

  4. 従業員満足度へつなげる「モラールサーベイ」で経営に巻き込む!

1.従業員満足度は何を提示してくれるか

従業員満足度は、給与や就業時間などの待遇から、職場の環境や人間関係、仕事のやりがいまで、広い範囲にわたって多面的に測定するのが一般的です。

当社でも定期的に調査を行い、数値的な結果だけでなく、社員の意見も併せて吸い上げています。

これによってわかることは、単に1人1人がどれだけ満足して働いてくれているかということだけではありません。

辛辣な意見や、経営陣からすると意外に思える不満が寄せられることも多々ありますが、それこそが大事なポイント。

会社が抱えているリアルな課題が浮かび上がってくるからです。


例えば、人間関係がうまくいっていない様子が見受けられれば、部署内あるいは部署間の連携も取れていないかもしれない。

仕事量に不満があるという結果が出れば、残業が多いのか、それとも1人にかかる負担が大き過ぎるのか、いずれにしても対策を講じる必要があります。

課題がひとつもない会社などないでしょうし、現在頭を悩ませている問題があるならなおさら、従業員満足度を測ることで解決策を導き出せる場合も多いと思います。

2.「モラールサーベイ」は従業員満足度を測る!

実際に従業員満足度を測定する方法として、当社では「モラールサーベイ」を導入しています。

簡単に言えば、社員を対象に会社の印象を問うアンケート調査。

モラール(morale)=士気、サーベイ(survey)=調査というわけで、日本語ではそのまま「士気調査」あるいは「従業員意識調査」「従業員満足度調査」と呼ばれています。

設問項目の準備や結果の分析は専門の調査会社に依頼することもできますが、当社では十数年前から独自の調査票を作成し、分析も社内で行っています。


私たちのやり方としては、年に1回、アルバイトや派遣社員を含む全従業員を対象に調査票を配布し、1〜5段階であらゆる観点から会社を評価してもらいます。

また、調査票には会社に対しての意見・要望・提案などを自由に書き込む欄のほかに、各項目に対して「なぜその点数を付けたのか」を記入するスペースも設けています。


全従業員分を回収したあとは集計とともに気になるコメントをピックアップし、幹部会議にかけて精査します。

この調査で大切なのは、すぐに対応できる問題にはなるべく早くメスを入れること。

回答者には必ず名前を記入してもらっているので、問題が起きていると感じたら個別に面談し、より深く具体的に改善策を探ります。


もしすぐには手を付けられない問題や要望が出てきた場合は、「なぜ今できないか」を従業員にきちんと説明してください。

そうすれば「書いたことに対してリアクションがあった」と、モラールサーベイを実施する意義が認められるはず。

特に要望に関しては、給与賞与をはじめ環境整備や人員増補などお金のかかることが多数を占めます。

その際は会社の経営状況、経済状況といった背景をオープンにすることで納得の度合いも変わりますし、要望を実現するためには利益を上げなければいけないということが理解できれば、各自のなすべきことを見直す機会ともなります。


このほか、モラールサーベイについては当社社長が詳しく書いていますので、ぜひこちらにも目を通してみてください。

3.従業員満足度UPの取り組み→業績UPへつながる仕組み

日本では一般的に従業員満足度よりも顧客満足度が重要視される傾向にありますが、当社の方針はむしろ逆です。

確かに顧客満足度は大切ですが、私たちとしては2つが同等か、もしくは従業員満足度の方が優先されると考えています。

どんなに良い商品を売っているとしても、それを提供する私たちが不幸せそうに見えていると、顧客満足度はお客様が買った品物の価値の分しか上がりません。

従業員が楽しく働いているとか、仕事にやりがいを感じている状態の時は、いいアイデアが浮かぶなど何らかの形で業務に反映され、それが付加価値となってお客様の満足につながると思うのです。


また、モラールサーベイを活用することで会社に対する評価や意見が幹部へ直接届き、リアクションも返ってくるとなれば、従業員1人1人に「経営に参加している」という意識を持たせることもできます。

当事者意識が備われば、日々の業務に取り組む姿勢も積極的になってよりよい結果を生む。

そうして得られた利益は従業員に還元され、いっそうやりがいを感じて仕事に励む...このような「善循環」に入れば、業績は必ず上がります。

実際に、過去十数年間実施してきたモラールサーベイの総合点数が年々上がるにつれて当社の業績も上がっており、確実に双方がリンクしていることが見て取れます。


「給料を上げてやったのに」「ボーナスも出しているじゃないか」と金銭面での待遇を重視する経営者もいるかもしれませんが、お金に対する人の欲求は青天井、それでは従業員満足度も業績も上がりません。

一方、みんなで会社を良くしていく、そこに自分も関わっているという充足感は、しっかりと従業員満足度に反映されます。

自分の意見や提案が受け止められ、それをもとに経営計画が見直されたとしたら、これはもう職場での成功体験。

その従業員は、その後も会社をより良くしようという向上心を持って業務にあたり、結果を出してくれることでしょう。

従業員満足度につなげる「モラールサーベイ」で経営に巻き込む!

私たちの経営方針で大きな部分を占めるのは「社員が充実した気持ちで楽しく働くこと」。

そのためには経営幹部がそれぞれの意見や要望に耳を傾けなければなりませんが、組織が大きくなればなるほど距離が開き、現場の声は届きにくくなります。

その点、モラールサーベイは相当な量の情報を得ることができるツールです。

結果を見て分析する側としては「自分たちのことがどんな風に書かれているだろう」と、正直怖くもありますし、実際にボロクソに書かれたり、思っていたより点数が低かったりすると落ち込みます。

ですが、普段なかなか聞けない本音が聞ける貴重な機会。

そしてそこから浮き彫りになる課題をクリアしていくと業績UPにつながるということは、当社のこれまでの実績が物語っています。


当社の社長がまだ専務だったころ、すでに複数の事業を展開しており、一人であらゆる業務を背負って大きなプレッシャーを抱えていたのだそうです。

それがある時「いいことも悪いことも、幹部や社員を巻き込んで分かち合っていかないと会社は育たない」という気付きの機会を得て、今のように1人1人が経営に関わっていくというスタイルに転換し、社長自身も「経営」そのものを楽しんでいます。

みなさんもモラールサーベイを取り入れて、従業員を全員、経営に巻き込んでみてはいかがでしょうか。


ヤマチユナイテッド 100VISIONの経営会議視察ツアーなどといったセミナー・イベントでも、会社で直面しているさまざまな悩みを解決できます!
ぜひ運営の参考にチェックしてみてください。

SHARE! この記事を共有する