ヤマチ流デジタルトランスフォーメーションを公開 〜部下育成は「自社流DX」で効果爆上がり〜

KATAKA

川田 新平
川田 新平

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こんにちは、川田です。

今回のコラムのテーマは「部下育成×DX」ですが、これは前回のコラムでお話した社内での動画活用の経験での気づきがあって得られたものです。

弊社でも集合型の研修は行っていましたが、それにデジタルツールである「動画」をかけあわせることで、これまでよりも効果的な育成環境を整えることができましたのでご紹介します。

目次

  1. よくある「指導」の悪循環
  2. 動画活用で育成の効果が飛躍的に向上した
  3. 「動画×気づきの促し」で育成の効果も効率も大幅アップ

1.よくある「指導」の悪循環

みなさんは、部下への指導と聞くと、どのようなことをイメージされますか。
また、実際に、どのような指導をされてきましたか。

多くの方はきっと、上司が部下の商談の進捗状況を聞きながら、
「この点は確認したのか?」「お客様はこの時なんて言っていた?」と部下に質問をしながら対策をアドバイスするシーンをイメージするのではないでしょうか。

ひょっとして、質問を重ねていくうちにだんだんと話が本論から逸れていき「前もそうだったけど」「君はいつもこうだから」と話が飛び火して、いつの間にかお説教が始まっている...
なんて経験はないでしょうか。

こういった指導では、部下は常に説教を受けている気持ちになりますし、
いつしか「できる上司と、できない自分」といった図式が出来上がってしまいます。

2.動画活用で育成の効果が飛躍的に向上した

幸運だったことに、当グループは動画の活用によって環境を大きく改善することができました。

具体的には、売れている営業マンに商談のテクニックをインタビューする「ノウハウ動画」や営業マン全員分の商談の様子を撮影した「ロープレ動画」です。

動画を育成に活用するメリットは、誰もが時間や場所を選ばず、何度でも復習できる点です。
これは集合型研修や同行では実現できなかったことです。

特にロープレ動画の良いところは、同じ商談シーンでも営業マン別のトークや、自分とのトークを比べることができるところです。

先ほどの「上司と営業マン」の例では、部下の報告や自分の経験則からしか商談の様子を知ることができなかった上司も、部下とトップ営業の動画を比較し、事実に対しての具体的なアドバイスができるようになります。

例えば、「こう説明すると誤解を与えてしまうから、変えたほうがいい」「この提案の仕方が、トップと君のそれとでは、相手に大分違う印象を与えるよね」といった具合に、改善点をピンポイントで指摘できるのです。

もっと言うと上司は具体的なポイントを指摘せずとも「君とトップ営業のA君のここの説明、比べてみてどう思う?」と聞くだけで部下もは自分の改善点に気づくことができます。

このように動画で自信の現状を見つめなおすことは、多くの社員が自分自身の改善点に気がつくきっかけを生み出しました。

3.「動画×気づきの促し」で育成の効果も効率も大幅アップ

私もジョンソンホームズでは営業マンとして、営業研修を20年間毎月のように実施してきました。
自分の伝えたいことを一生懸命共有して、時には日をまたぐこともしばしばあったほどです。

ですが今振り返ってみると、活躍している社員は全員、自分で何かしらの気づきを得ることが出来た人だけでした。

上司から100回為になる話を聞くよりも、1度自分で「これだ!」と気づきを得ることこそが成長につながるのです。

動画というデジタルツールの活用によって、いつでも、どこでも、誰もが気づきを得ることができます。
そう考えると、動画を活用した育成がいかに効率的で、効果的な育成方法かは計り知れません。

社内で動画を共有して、社員が自主的に気づきを得る。
これこそが今後求められる部下育成の姿なのかと気づいたとき、自分の中の「育成」についての概念が大きく変わりました。

次回は、さらに社員の自主性を加速させる「行動量」についてお話します。


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【コラム】ヤマチ流デジタルトランスフォーメーションを公開 は毎週金曜日に連載中!
ヤマチでの変容を時系列に沿って知りたい方は、こちらのシリーズをご覧ください。

第1話:オンライン朝会① DXって、このこと?!
第2話:オンライン朝会② 共有情報の中身
第3話:オンライン朝会③ 週間MVP発表 社員成長の2つの法則
第4話:オンライン朝会④ 週間MVP発表がもたらす波及効果
第5話:オンライン朝会⑤ ランキング発表
第6話:社内での動画活用
第7話:部下育成は「自社流DX」で効果爆上がり(この記事)
第8話:全社員を自主的に行動させる「行動量」の重要性
第9話:型化① 型づくりの経緯
第10話:型化② 3種類の型

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