全社員が活躍できる組織に!エニアグラムの可能性とは

KATAKA

川田 新平
川田 新平

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こんにちは、川田です。

「エニアグラム」という性格論、もしくは性格診断法について聞いたことはありますか?

今回は、私の価値観がガラッと変わった「エニアグラム」との出会いについてお話しいたします。 (エニアグラムについて詳しくはこちらでご説明しています。)

目次

  1. 正解は一つではなく、人の数だけある
  2. 組織を強くするエニアグラムの活用
  3. 他社寛容で全社員が才能を活かせる組織へ
  4. まとめ

1.正解は一つではなく、人の数だけある

エニアグラムを知ったのは、会社で十数年前に専門家を招いてエニアグラムの研修を受けたのが最初でした。

研修の中で、各自が自分のタイプを知った上でお題に対して絵を描くというワークが行われたのですが、完成した絵を見て衝撃でした。

同じお題で描いて、こんなにも違うものかと。

9つのタイプは特徴が異なり、それぞれにプラスとマイナスの面や、強みと弱みがある。

一つの事象にも解釈の仕方は9通り。

エニアグラムには、そのどれもが正しいといった考え方があります。

エニアグラム9つのタイプ

タイプ1:完全主義者(完全でありたい人)
完璧主義で真面目。理想を高く持ち、正しさ、倫理観、努力に重きを置く。

タイプ2:献身家(人の助けになりたい人)
思いやりがある人情家。人を気遣い、気持ちがつながると力を発揮する。

タイプ3:達成者(成功を追い求める人)
自分なりのビジョンをもったチャレンジャー。目標を定めたらひたすら邁進する。

タイプ4:個人主義者(特別な存在であろうとする人)
ロマンチストで芸術家肌。自分らしさを表に出さず、変わり者と見られる。

タイプ5:観察者(知識を得て観察する人)
知性的で分析が得意。冷静かつ客観的で俯瞰で物事を見る。

タイプ6:堅実家(安全を求めて慎重に行動する人)
リスクを避けて慎重に行動する。組織・和・平等を重んじる。

タイプ7:楽天家(楽しみを求めて画する人)
前向きで好奇心旺盛、お祭り好き。人生は明るく楽しいものと考えている。

タイプ8:統率者(強さを求めて自己主張する人)
負けず嫌いの親分肌。白黒はっきりさせたい性分で突破力がある。

タイプ9:調停者(調停と平和を願う人)
感情を表に出さず、のん気で穏やか。調和を重んじる。

それまで私は論理的に考えれば、真実は一つだと思い込んでいました。

自分の意見を分かってくれなかったり、反発してくる社員に対しては「もっと考えろ!考えが足り無から、分からないんだ」と思っていたこともありました。

ところが、そうではなかった。

私はエニアグラムでいうと3番なので、論理的に物事を考えて答えを出すことが多いです。

一方で、2番の社員は顧客や他の社員等、人のことを思いやって答えを出す、

6番の社員は色々なリスクを踏まえたうえで答えを出す...

このように、それぞれのタイプによって価値観が変わってくるので、同じ問題について考えても答えも変わってくる。

日ごろ社員に対して声高に言っているのは9分の1のことでしかなく、想いがあるとはいえ「人をわからせよう」とやっていたことは、まったく違っていたのです。

雷に打たれたような衝撃でした。

過去には、どうしていつもあんな言動をするのか、相手の言っていることがさっぱり理解できないことがありましたが、なぜかと振り返れば、私の考え方や価値観とは違う価値観を持っていたからだろうと思います。

どんな言動もその人なりの大切にしている価値観と結びつき、その価値観が異なれば、結論は違うものとなる。

また、目標やゴールへの向かい方も人それぞれ。 自分を知り相手を知り、"違い"はあっても"間違い"はなく、全部アリなんだと気づいていくことで、話を聞けるようになりました。

そして、「自分は正解の一つでしかない」ということを心がけるようにもなりました。

2.組織を強くするエニアグラムの活用

エニアグラムに出会ってから、この考え方を組織運営にも活用しています。

例えば、会議では自分のタイプも自覚しつつ、あえて色々なタイプの社員に意見を聞いて、意思決定をするように心がけています。

私は3番の達成者タイプなので、成功のために、論理的で効率的な道を選んだり、良さそうな新しい方法があればすぐに試してみたくなるのですが、そういう時にあえて堅実な5番や6番タイプや、人との調和を大切にする9番の人に意見を聞いてみるようにしたりしています。

自分には気づいていないことが山ほどあるので、違う価値観から教わることも多いのです。

3.他社寛容で全社員が才能を活かせる組織へ

これまで多くの会社や経営者の方に出会ってきた中で、大きくならない会社にはある共通点があるなと感じています。

それは、同じタイプの社員ばかり集まっているなという点です。

例えば、3番達成者タイプばかりの組織だと、目標に対しての達成意欲は高いかもしれませんが、社風や人間関係等組織の調和には目があまり向かず、社員が辞めてしまう...

逆に9番調停者タイプばかりの組織だと、社風や人間関係は良いかもしれませんが、肝心の業績達成への意欲がそんなにない...

という事が起こるかもしれません。

同じタイプの人とは波長や意見が合いやすいので、仕事は進めやすいかもしれませんが、これでは1つの視点からしか物事を見ることができていないので組織として危険な状態だなと思います。

会社を大きくしよう、良い組織にしようと思うと、すべてのタイプの社員が活躍できることが必要で、また、トップがどれだけ人を受け容れられるかで、活躍できる人の量が決まるということもエニアグラムからの気づきでした。

私はこのことに気づいてから、本気でうちの社員は全員優秀で活躍できると思っていますし、トップとして社員が自分の才能を活かしてありのままの自分で輝ける組織を作らなきゃいけないと思っています。

船井幸雄氏・小山政彦氏の「長所伸展の法則」にもあるように、自分の未熟な部分を埋めるより、得意な部分を伸ばし、未熟な部分はお互いに補い合っていくことが大切なのではないかと思います。

4.まとめ

自分を知ることで、自分の生かしどころ・抑えるべきところがわかり、社員一人ひとりがどのタイプなのかを知ることで、人は皆違うということを理解し、プラス面の個性を生かすにはこうすれば良いのかと考えることができます。

組織の中で個人が互いに影響し合い、さらに特徴・個性を生かし合う関係のために、エニアグラムを活用してみてはいかがでしょうか。


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