山地タカクカ研究室 ~経営基盤の更なる安定と飛躍を目指す多角化経営プログラム~

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社員の本音を知らない経営者

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こんにちは。

多角化研究室 理事長の山地です。

今回は、「社員の本音を知らない経営者」ということについてお話を致します。

 

「楽しそうに働いた社員が突然辞表を出してきた」

「経営者として努力しているつもりだが、一向に社員がやる気を持って

働いてくれない。」こんな悩みを抱えている経営者は少なくありません。

 

その原因は、社員の本音を経営者が把握していないことにあります。

多角化経営が進めば進むほど、従業員が増えて接点も少なくなっていくので、

社員の本音が見えづらくなっていきます。

 

そこで、みなさんにおすすめしたいのが、「モラールサーベイ」です。

モラールサーベイは、企業の組織、職場管理に対して、

従業員がどういう点にどの程度満足し、またどんな問題意識をもっているかを

科学的に調査分析する手法で、一般的には「従業員意識調査」と

呼ばれることもあります。

 

当社では、全社員を対象にモラールサーベイを毎年一度のペースで実施し、

その結果や推移を分析して、経営に活かしています。

 

モラルサーベイをすると、「コミュニケーションがうまくいかない」

「○○のスキルが低い」といった個人の改善点が浮かび上がってくるので、

それらを人事などに活用するのはもちろんのこと、

日々の指導にも反映させます。

こうして一人ひとりが自分の足りないところを解消し、

モラールサーベイの平均点を上げていくことによって、組織力もアップしていきます。

 

モラールサーベイには、もうひとつ重要なメリットがあります。

それは、社員の不平不満や不安などの本音を把握できる点です。

 

モラールサーベイは自由意見を書く欄もあるので、会社にとって辛らつな意見や

不満を書いてくることもあります。

実際、当社でも、匿名でないにもかかわらず、カチンとくるようなことを

書いてくる社員は少なくありません。

 

不平や不満を書いてきたからといって、評価や給料が下がったり、待遇が

不利になったりするようなことはないと約束しているからでしょうが、

直属の上司について「意見を聞いてくれない」「どう評価されているかわからない」

「コミュニケーションがない」といった不満をストレートに書いてくる人もいれば、

用紙の裏までびっしりと不満を書いてぶつけてくる人もいます。

 

こうした不満の声を読んでいると、「なぜこんなレベルが低いことを言うのか」

「なぜ会社に感謝してくれないんだと」と腹が立つかもしれませんが、

これが現実なのです。

モラールサーベイは経営に対する一種の成績表です。

 

結果を分析すると、会社が良くならない、社員のやる気がアップしない、

会社が成長しない理由が見えてきます。

それらをいったん受け止めて、必要であれば経営計画に課題として

落とし込んでいく。

そうすることによって、社員のやる気がアップし、会社も成長していきます。

 

中小企業でモラールサーベイを実施している会社はあまり多くないと思います。

私のまわりでもあまり聞きません。

 

社員数がまだ少なくて、経営者が毎日社員とコミュニケーションを取れている

会社であればモラールサーベイをする必要はないでしょうが、

数十人、数百人と会社の規模が大きくなっていけば、従業員一人ひとりと

十分なコミュニケーションをとるのは不可能です。

そういう会社の経営者は、

社員が不満をため込んでいることを知らないままになっている可能性があります。

 

もし物理的に可能性があれば、1年に一度、

面談をして社員の話を聞く機会を設けるといいでしょう。

社員の本音を聞く、絶好の機会となります。

 

しかし、それができないのであれば、モラールサーベイのようなしくみを

導入するのが合理的です。

個人的には、10人以上社員がいるのであれば、

モラールサーベイをやったほうがいいと思っています。

 

いかがでしょうか?経営者の皆さんは、社員の本音を聞き出せているでしょうか。

次回は、モラールサーベイの結果を「連邦・多角化経営」に

活用するということについてお話いたします。

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