山地タカクカ研究室 ~経営基盤の更なる安定と飛躍を目指す多角化経営プログラム~

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社員の不満を受け止める覚悟を!

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こんにちは。

多角化研究室 理事長の山地です。

今回は、社員の不満を受け止める覚悟が必要だということについてお話いたします。

 

モラールサーベイを導入すると決めたら、社員の不満をしっかりと受け止める覚悟が必要になります。

 

なかには、耳の痛いことやカチンとくるようなことを書いてくる者もいます。

「何を勝手なことを言っているんだ!」と怒鳴りたくなる衝動にかられるかもしれませんが、

こちらの説明が足りないだけであることも少なくありません。

コミュニケーションが足りなくて勘違いをしているケースも往々にしてあります。

社員が不満をため込んでいる状態が一番よくありません。

社員の不満は経営の課題ととらえる必要があります。

 

たとえば、当社のモラールサーベイには「待遇についてどう思いますか?」という

設問があり、自由に意見を書き込めるようになっているのですが、必ず給与などの

不満を書いてくる人がいます。

 

こうした「待遇が悪い」という不満に対しては、ケースごとに個別に検討することになります。

たとえば、工事部門の社員が、「自分の車を使って工事現場を毎日のようにまわっているのに、

そのわりには車両手当てやガソリン手当が少ない」という不満を書いてきたときには、

事実と照らし合わせて正当な主張であることがわかれば、手当を増やす方向で対応します。

 

また、中途採用で入社してきた社員が、「他の社員に比べて給与ベースが低い」という

不満を書いてくる場合もあります。

もちろん、根拠もなく「給料が低い」と言ってきた場合には対応できません。

何と比べて低いと言っているのかによっても、話は違ってきます。

隣で働いている人と比べてなのか、友人なのか、他の会社の人なのか・・・・。

 

その人のいまの働きに給与が見合っているかどうかという視点をもって面談したり、

事実関係を調べたりして、主張が正当であると判断できれば、ベースアップするなど調整します。

当社でもモラールサーベイの結果を受けて、このように個別対応するパターンはけっこうあります。

 

モラールサーベイは、会社側が社員の声を素直に聞き入れる気持ちが無いとうまくいきません。

もちろん、社員のわがままや理不尽な要求を聞き入れるわけにはいきませんが、

社員の声には、基本的にすべて対応するという全体で臨むことが大切です。

 

「何回も書いているのに、会社は何も対応してくれない」と不満をためることになれば、

社員は本音を書いてくれなくなってしまいます。

そうなれば、せっかくのモラールサーベイも宝の持ち腐れです。

 

社員の不満を実際に解消できるかどうかは別として、

なんらかのリアクションは返して、「キミの声は届いている」という

メッセージを示す必要があります。意外と「不満を聞いてもらえた」というだけで

満足する人は少なくありません。

 

また、実務的なことをいえば、モラールサーベイは社長一人だけでなく、

役員全員で対応するのが原則となります。

 

「役員もモラールサーベイの結果を見られるようにすると、本音で書いてくる人が少なくなる」

と心配する人もいるようですが、「役員以上が見ます」と事前に断っておけば、

社員も見られる前提で書いてきますし、けっこうストレートに厳しい意見を

言ってくるものです。また、複数の役員で分担できれば、社長の負担を減らすこともできます。

 

「社員の気持ちはよくわかっている」と言う経営者ほど、まわりがよく見えていないもの。

ぜひモラールサーベイのよな社員の本音を吸い上げるしくみの導入を検討してみてください。

いかがでしたでしょうか?

次回は、当社で実施している「ワーク型経営会議」についてお話いたします。

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