山地タカクカ研究室 ~経営基盤の更なる安定と飛躍を目指す多角化経営プログラム~

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事業のミッションは狭く、グループのミッションは広く

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こんにちは。

多角化研究室 理事長の山地です。

今回は、「事業部のミッションは狭く、グループのミッションは広く」ということについて

お話いたします。

 

グループ全体でどのように一貫性を出すかは、経営者の腕の見せどころです。

すでに複数の事業をもっているなら、それらをブランドでうまく括り、

つなぐ作業が必要になります。まだ地行数が少なければ、

一貫性を考えながら新規事業を立ち上げていく意識を持つことが大事です。

「これはうちでは異質だね」という事業があると、あとで苦しくなっていきます。

 

当社は50以上の事業を展開していますが、それらは住宅やインテリアショップ、

デイサービスなどを行う「ライフスタイル事業」(一般消費者向け事業)と、

イベント企画・施工、建築資材の卸売、住宅フランチャイズ、

デイサービスフランチャイズなどを行う「プロフェッショナル事業」(企業向け営業)の

どちらかに分けることができます。

 

住宅、イベント、デイサービスなど、

一見関連のない事業を展開しているように感じるかもしれませんが、

いずれの事業も「お客様の豊かな生活(ライフスタイル)を支援する」

というミッションの下に 事業を行い、ブランディングしています。

 

「BtoBであるイベントの企画・施工事業は違和感があるのでは?」と

たまに指摘されることもありますが、

この事業はもともとビデオカメラなど一般家庭用品のレンタルサービスから始まっています。

一般の人でもビデオカメラを手軽に購入できる時代になってからは、

企業向けにイベント機材などをレンタルする会社へと進化していきましたが、

私たちが企画・施工している運動会や成人式、就職説明会などは、

人生の節目となるイベントであり、 「お客様の豊かな生活(ライフスタイル)を支援する」

というミッションにつながっています。

 

多角化を進める経営者にとって、 ブランド全体をコントロールするのは重要な仕事のひとつです。

グループのミッションの下に、数多くの事業を括る技術が必要になりますし、

ミッションを何度も言い続けてグループ内に浸透させなければなりません。

 

グループ全体のミッションで事業を括るときは、

「お客様の豊かな生活(ライフスタイル)を支援する」などのように間口を広げるのがコツ。

「住宅業界を変える」といった狭いコンセプトだと整合性のとれない事業が出てきます。

各事業のブランドはとんがる必要がありますが、

グループ全体では大きな網をかけるようなミッションにするとよいでしょう。

 

新規事業の提案があがってきたときに、ブランディングの観点から

「うちにはふさわしくないからやめよう」と判断することも経営者の大切な仕事です。

私の会社にも、M&Aの案件が持ち込まれたりすることがありますが、

どんなに収益性がよい事業であっても、

「グループ全体の中で違和感がないか」 ということを真っ先に考えます。

いくら儲かっても、グループのミッションやビジョンにそぐわない事業であれば、

いずれ行き詰る可能性が高いですし、他の事業へ悪影響を及ぼすおそれもあります。

 

新規事業を始めるときは、個別のブランドと全体のブランドの両方を意識し、

行き当たりばったりでやらないことが大切です。

経営計画と一緒にブランドについても検討するとよいでしょう。

 

次回は、弊社の給与制度の肝である「成果分配」制度についてお話いたします。

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