山地タカクカ研究室 ~経営基盤の更なる安定と飛躍を目指す多角化経営プログラム~

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中小企業こそブランド化を図ろう!

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こんにちは。

多角化研究室 理事長の山地です。

今回は、中小企業こそブランド化を図るべきということについてお話いたします。

 

「ブランディングは大企業が取り組むべきもの」「経営に余裕ができたらブランディングについても考えよう」。
このように思っている中小企業の経営者は多いかもしれません。

ブランディングといえば、新聞やテレビなどにドーンと派手な広告を打つ印象が強いため、

そう思うのも当然かもしれません。

しかし、「多角化に取り組む中小企業こそブランディングを意識すべき」というのが私の持論です。

そもそもブランドという言葉は、

自分の家畜と他人の家畜を間違えないように焼き印を押して区別していたことに由来します。

ブランドの定義はさまざまですが、私は、「他人と違う結果を生むための違い」のことをブランドと考えています。

たとえば、同じような商品やサービスでも、ライバル会社のものは売れていないのに、

自分の会社のものが売れている場合、ブランドが立っていることになります。

 

他との違いをシンプルに表現するのがブランドです。具体的には、マークやロゴを含め、

その裏にある会社の理念(ミッション)や社風などが、商品・サービスなどと一貫性をもってつながっていて、

お客様はそのマークやロゴを見た瞬間に安心して購入・利用できる。

そうした状態をつくり上げ、維持・進化させていくのがブランディング活動なのです。

実は、当社も20年以上も前からブランディングを意識してずっと取り組んできました。

多角化経営の中では、自社の事業部一つひとつを「ブランド」、

事業部長のことを「ブランドマネジャー」とも呼んでいます。それぞれの事業にロゴやマークがあり、

その理念(ミッション)やビジョン、社風などを表現しています。

ニッチなブランドがたくさんあって、それらの集合体が多角化経営というイメージです。

 

「ブランディングは余裕のある企業がやるもの」というイメージをもっている人が多いかもしれませんが、

わが社は十分な資金がない頃から、ブランディングを意識していました。

むしろ、お金のない会社ほどブランディングに力を入れるべきなのです。

インターネットのない時代はともかく、今では中小企業でもホームページを使って

気軽にブランドイメージをつくることができますし、極端なことをいえば、名刺1枚からでも始められます。

会社のミッションを決めて、事業のロゴをつくり、名刺やホームページを整備したうえで事業活動を続けていれば、

「らしさ」がブランドになっていきます。ブランィングを意識しながら事業を立ち上げていくと、

それなりにエッジが立って、ブランドイメージが浸透していくものです。

しかも、中小企業は社員が少ないので、社内にブランドが浸透しやすいというメリットがあります。

大企業がブラデンディグに取り組もうと思っても、広告代理店などに大金を払って

大々的にやらなければ社外はおろか、社内にさえなかなか浸透しません。
新規事業を立ち上げるときは、経営計画と一緒にブランド化についても熟考することが大切です。

しかしそれ以前に、もし既存事業のブランディングができていないのであれば、

まずはそこから始める必要があります。既存事業のブランドが明確になっていなければ、

新規事業のブランディングもうまくいくわけがありません。ブランディングは「どんなお客様に売りたいのか」を明確にし、

顧客を絞り込む作業でもあります。ひとつの既存事業のブランド化を煮詰めていくと、

顧客が絞られることによって事業が研ぎ澄まされ、ブランドが2っ、3っに分かれることもあります。
たとえば、当社の住宅会社である「ジョンソンホームズ」はもともと1つのブランドでしたが、

お客様をライフスタイル別、嗜好別に分けていった結果、

ガレージ付き注文住宅の「アメカジ工務店」やコンパクト住宅の「COZY」など、まったく違うブランドが

5つもできあがり、それぞれが順調に売上を仲ばしています。既存事業をブランディングし直すことで、

業績が改善される可能性も高くなります。すなわち、ブランド化の作業は、多角化を推進する作業でもあるのです。

 

次回は、「顧客ブランド」を作るということについてお話したいと思います。

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