山地タカクカ研究室 ~経営基盤の更なる安定と飛躍を目指す多角化経営プログラム~

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モラルサーベイの結果を「連邦・多角化経営」に活用する

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こんにちは。

多角化研究室 理事長の山地です。

今回は、前回ご紹介した「モラールサーベイ」を

連邦・多角化経営に活用する方法についてお話いたします。

 

モラールサーベイを実施することは、経営改革を進める上でも役立ちます。

モラールサーベイの結果を分析することによって、

経営課題や改善テーマが浮かび上がってくるからです。

 

当社が行っている「連邦・多角化経営実践塾」では、

これから連邦・多角化経営を採り入れようとしている

参加者のみなさんに対して、

「まずは社内でモラールサーベイを実施してください」という

宿題を出しています。

 

社内で「連邦・多角化経営を採り入れるから社員のみんなにも

経営に参加してほしい」と宣言してから、モラールサーベイを実施します。

すると、社員から「こうしてほしい」

「このままの状態では連邦・多角化経営などできない」といった声が

いろいろと出てくるので、それらを課題として設定し、改善していくのです。

 

このように連邦・多角化経営を実践する前に、経営者や幹部が社員の不満を知ることによって、

解決すべき課題やテーマがはっきりします。

実践塾に参加し、モラールサーベイを実施した企業幹部のみなさんからは、

「社員がこんなふうに思っているとは、まったく気づかなかった。

社員の本音を知ることができてよかった」という感想を聞くことが少なくありません。

 

最初は、経営者が予想していたよりも調査の点数が低くてがっかりすることも多いでしょう。

「5点満点中3点なのはなぜだろうか。もっと社員は満足してくれていると思っていたのに・・・・」と。

しかし、ここで浮かび上がった課題を解決して、

社員の満足度を上げることによって、連邦・多角化経営もうまくいきます。

つまり、モラールサーベイは、経営課題と向き合うことに直結するのです。

 

それなりに会社の規模が大きくなれば、社員一人ひとりに会社の課題を

聞いてまわるわけにもいきません。

経営課題を発見するには、モラールサーベイのようなアンケート形式が適しています。

 

モラールサーベイを実施したうえで、連邦・多角化経営を進めることは、

社員に「会社はこれからいい方向に変わるのだな」という印象をもってもらえる効果もあります。

 

会社が社員の意見を吸い上げて、その課題を解決しようという姿勢を

見せているわけですから、社員は経営への参加意識を持ち、改革にも協力的になってくれます。

経営者と幹部が変えるのではなく、自分たちも経営に参加して

一緒に変えていくんだという雰囲気をつくることができる、というわけです。

 

たとえば、モラールサーベイによって「会社の雰囲気が悪い」という課題が浮き彫りになったとします。

そんなときは、経営者は社員の前でこう言います。

「モラールサーベイによると、『会社の雰囲気が暗い』

『挨拶が少ない』『社員同士のコミュニケーションが不足している』

という声が多かった。会社の課題はいまの社内の雰囲気を改善することだと、

みなさんに気づかせてもらった。だから、まずは挨拶運動から始めよう」。

この場合、社長が思いつきで、「挨拶運動を始めよう」と宣言したわけではなく、

「社員みんなが社内の雰囲気について問題意識をもっているのだから、

みんなで解決していこう」という論理に落とし込むことができ、

自然と社員の参加意識を高めることができます。

 

また、モラールサーベイで「給料が低い」という不満が多かったとすれば、

「なぜ給料が少ないかというと、生産性が低いからです。

これからみんなで生産性を上げられるよう工夫していこう」という言い方ができます。

つまりは、モラールサーベイの結果は、改革や改善のための根拠にもなるのです。

 

一般的に社員は「社長がなんとかうまくやってくれるのではないか」という

甘い考えをもっているものです。

しかし、このように社員の声を吸い上げたという格好をとれば、社員が自ら動かざるを得ません。

 

連邦・多角化経営は、全社員の経営参加が原則です。社員の意見を聞いて、

経営への参加意識を高めることは、多角化経営の実践にあたり必要不可欠なスタンス

 

いかがでしたでしょうか。いかにモラールサーベイが連邦・多角化経営に活用できるか

ご理解いただけましたでしょうか。

次回は、「社員の不満を受け止める覚悟の必要性」についてお話いたします。

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