山地タカクカ研究室 ~経営基盤の更なる安定と飛躍を目指す多角化経営プログラム~

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「委員会」が多角化人材を育てる

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こんにちは。

多角化研究室 理事長の山地です。

 

私はよく、「多角化をしたいけれどうちには適当な人材がいない」という悩みの声を聞くことがあります。

 

当然ですが、多角化をすればその事業を任せられる人材が必要になります。

経営者がすべての事業でリーダーシップを発揮することは不可能ですから、

多角化が急ピッチで進めば進むほど、経営幹部の育成が急務となるのです。

人材育成は、多角化経営の一番の悩みどころであり、

成功させるために避けては通れないポイントといえるでしょう。

 

経営幹部を育てるには、「経営者意識」をもってもらう必要がありますが、

経営者が自分で経営計画をつくって「あとは言われた通りにやればいい」という姿勢では、

部下の経営感覚は、磨かれません。

 

そこで、部門ごとあるいはチームごとに既存事業の経営計画をつくらせて、それを社長が承認する。

現場に近い社員のほうがきめ細かい経営計画を作成できるはずですし、

何よりも当事者意識が芽生えるので、経営感覚も身についていきます。

 

 

ここまでであれば、実際にやられている会社はあると思いますが、

私がおすすめしたいのは、社内に「委員会」を作って、全社員に経営を分担してもらうことです。

 

私達の会社では、実際全ての社員が、いずれかの委員会活動に参加しています。

つまり、本業の稼ぐポジションと委員会のポジションの2役を務めているのです。

 

委員会は5~10人のメンバーで構成されます。

取り組むテーマは、経営要素の中で「重要だけれど緊急ではないもの」が中心です。

委員会ごとに定期的に会合を開いて、会社に活動計画や改善案を提案し、

承認されたものは実行に移して行きます。もちろん、必要に応じて活動予算もつけます。

 

私達の会社にはさまざまな種類の委員会がありますが、ここではそのうちのいくつかを紹介しましょう。

たとえば、「人材育成委員会」では、「内部の力で社員を成長せる」をテーマに、

内定者研修の企画・実施の他、新卒入社・中途入社向け研修の実施、

知識やスキルアップの為の社内勉強会などを開催しています。

 

「経費削減委員会」では、会社のムダをなくすことを目的に経費削減の啓蒙活動のほか、

経費削減に向けた改善アクションを行っています。ひとつの例としては、

社屋の照明をLEDに変えることによって、月間3万円、年間36万円の節約を達成したという成果も

報告されています。

 

「クリーン(社内美化)委員会」では、社内外の清掃活動の推進やオフィス内のパトロールを実施しています。

通常は総務部長などが社内を回って、「ここが散らかっているから片づけなさい」などと指導するのが一般的です。

この場合、社員に「やらされ感」があるため、いくら言っても改善されず、「いたちごっこ」になりがちです。

しかし、委員会が活動する事によって、社員達が自主的に環境の美化に努めようとしてくれます。

 

「顧客満足委員会」では、お客様向けのイベントを企画するほか、

電話対応など接遇・サービスの向上につながる活動を行ったりしています。

たとえば、当社で住宅を買われたお客様を無料でバーベキュー大会やクリスマスパーティーに招待するといった

取組みも顧客満足委員会の発案で始まったものです。

 

一般的に、住宅会社は家やマンションは売ったらおしまいで、

それ以降、お客様との接点はなくなってしまいます。

しかし、当社の場合は、こうした顧客満足につながるようなイベントを積極的に企画・実施してるため、

家を建てたあともお客様に喜んでいただく機会があります。

 

イベントを通じて、お客様同士の交流が生まれたり、お客様が知人に「家を建てるなら面白い会社がある」と

紹介してくださったりすることもあります。当然それなりのコストとエネルギーはかかりますが、

顧客満足委員会では、お客様に喜んでいただくことにフォーカスしているので、

それ以上のプラス効果をもたらしてくれます。

 

また、委員会の中には、学校の部活に近い活動もあります。

当社の住宅部門は「お客様にライフスタイルを売ろう」というキャッチフレーズを掲げて、

家そのものだけではなく、住んだあとのライフスタイルも売る事をモットーとしています。

 

しかし、それを目指す自分たち社員のライフスタイルを振り返ってみると、

「仕事をするか、お酒を飲む程度しか出来ていない。

これではお客様に理想のライフスタイルを提案することは出来ない。」ということに気づきました。

そうした問題意識から生まれたのが「ライフスタイル委員会」です。

 

委員会のメンバーは農園を借りて作物を育てたり、

どうすれば美味しいコーヒーを淹れられるかを研究したりするなど、

楽しい人生を満喫する方法を模索しています。

こうした委員会の活動は、仕事も大事だが、お客様に満足してもらうには自分たちが

楽しく過ごすことや遊びも大切だということを再認識するきっかけとなっています。

 

次回は、委員会を行うことで生まれるグループの一体化についてお話いたします。

 

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