山地タカクカ研究室 ~経営基盤の更なる安定と飛躍を目指す多角化経営プログラム~

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「ブランドを統一すること」の3つの効果

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こんにちは。

多角化研究室 理事長の山地です。

今回は、「ブランドを統一すること」の3つの効果についてお話いたします。

 

グループ全体のブランドを統一する効果として、大きく分けて次の3つが考えられます。

「顧客創造」「雇用強化」「組織強化」の3つです。ひとつずつ説明していきましょう。

 

1つめは「顧客創造」。ブランドイメージが一貫していると、

お客様が増えて、売上が上がります。

「このブランドなら安心して購入できる(お付き合いできる)」

という印象を顧客に与えることによって、収益アップにつながります。

 

当社の場合も、各事業が「何のために働くか」を表したミッションもっています。

たとえば、当社の事業のひとつであるデイサービス「きたえるーむ」は、

「すべてのお客様のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献する」

といったミッションを掲げています。そのほかの事業のミッションでも、

「お客様の豊かな生活(ライフスタイル)を支援する」というコンセプトが根底にあります。

 

その上で、それぞれの事業を束ねるホールディング会社「ヤマチユナイテッド」は、

「100ビジョン」というグループを統括するビジョンを大々的に掲げています。

「単独1000億円の企業を目指すより、10億円の事業・企業を100個創る。

そして100人の経営者を育てる」と、多角化を志向していることをアピールしているのです。

 

このようにグループ全体のブランドイメージにこだわっているので、会社感の取引においても、

「一貫性があって将来性もある企業グループだ」「数多くの事業を展開しているので

経営的にあんていしているだろう」という印象につながるようで、

安心して新規の取引を始めてくれる会社も増えています。

 

2つめは「雇用強化」。大きくて有名な会社であれば、

優秀な人を採用するのもむずかしくありませんが、

私たちのような中堅・中小クラスの企業だと、グループ全体の一貫性が必要になります。

 

ブランドがしっかり立っていて、「こんな理念の下で世の中を変えようとしている」

ということが伝われば、企業規模の大小、有名無名問わず、

同じような志をもつ人が応募してきてくれます。

当社にも「志を同じくするチームがあるから、その一員になりたい」

という熱い思いをもって入社してくる人が少なくありません。

 

当社の場合は、「100ビジョン」を前面に打ち出しているので、

「この会社は新しいことにチャレンジできる会社だ」

「自分も社長になれるかもしれない」といったイメージに惹かれて入社してくる人もいます。

 

また、多角化した事業の中に、特定の層にアピールできる事業があれば、

それを前面に押し出して、採用を有利に進めることができます。

 

当社の事業のひとつに、北海道の若者を中心に人気を集めている高級インテリアショップ

「インゾーネ・ウィズ・アクタス」があります。

そのため、「あのオシャレなインテリアショップを経営しえいる会社なら働いてみたい」と、

採用面接に応募してくれる人がたくさんいます。

 

当社のグループ会社には、

「M+(プラス)」というマンションリノベーションの事業があるのですが、

この事業をやりたいと言って応募してくる人も多くいます。

洗脳された住空間とこだわりのインテリアを同時に販売する事業で、

スタイリッシュな事業イメージが若い人を惹きつけているようです。

 

したがって、会社説明会を開催するときには、

採用のターゲットとなる人の注目を集めそうな事業の例を中心に多角化のストーリーを披露する、

といった作戦もとることができます。

採用に限らず、ターゲットとするお客様や目的によって、

ブランドを切り出してアピールできるのも多角化経営のメリットといえます。

 

なお、採用のホームページは、

グループのホームページなど一貫性のあるミッションやビジョンを伝えることが大切です。

見た目のデザインをかっこよくしただけでは「上辺だけだな」と見抜かれてしまうので、

会社のミッションやビジョン(当社では100ビジョン)をはじめ、

経営者のライフスタイルや価値観を一貫して伝えていくことが大事になります。

 

社風も企業のブランドイメージに直結するので、

若手社員の笑顔やイキイキと働いている写真を採用ページに使うこともポイントです。

応募者に対して近い将来の自分をイメージさせることができれば、親近感を抱いてもらえます。

 

このようにブランディングを意識しながら多角化をすすめているからこそ、

当社は北海道で人気就職先ランキングの上位にランクインできているのだと思います。

 

ブランディング効果の3つめは、「組織強化」です。

ミッションやビジョンがないがしろにされ、ブランドが確立されていないと、

社員はささいなことで「うちの会社は何を考えているかわからない!」といった不満を抱き、

辞めてしまいます。

 

しかし、自社のブランドが明確になっていれば、社員が会社で働くことを誇りに思い、

ロイヤルティーも高まるので、たとえ少し仕事が大変でも、

「この目標を達成するために、この会社に入ったんだ」と思い直してくれます。

結果としても業績もアップするでしょう。

 

たとえば、当社の住宅会社であるジョンソンホームズは

「いつまでも続く自分らしい幸せな暮らし」という事業ミッションが浸透しているので、

社員がブレることがない。「お客様のために尽くす」ということが当たり前になっているのです。

 

したがって、同じような価値観や志をもったタイプが集まって、チームワークよく、

「お客様に喜んでもらうにはどうすればいいか」を考えながら行動するので、

自然と業績もアップしていきます。

 

また、多角化を進める上では、縦割りの事業部に横串を刺すことが大切になります。

当社では、「経営推進会議」や「委員会」といった横の連携を強化する制度を導入することで、

グループ全体を大きなひとつの会社のように運営しています。

 

各事業間に横串を通し、社員を巻き込んでいくことによって経営はラクになります。

事業間の相乗効果が生まれたり、フレキシブルに異動ができるようになったり、

ほかの事業を応援し、補い合うこともできます。

 

そのときに肝となるのが、すべての事業をひっくるめたビジョンやミッションです。

それらによってブランディングを強化し、一体感を情勢しておかないと、

それぞれの事業が資本関係でつながるだけになり、高くかの効果が薄れてしまいます。

 

いかがでしたでしょうか。以上が「ブランドを統一すること」の3つの効果となります。

次回は、「事業のミッションは狭く、グループのミッションは広く」ということについて

お話いたします。

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